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ミドリムシに含まれる栄養素

ミドリムシは「ユーグレナ」とも呼ばれる、単細胞植物の一種です。植物でありながら、動物のように運動する性質も持っているので、ムシという名前が付いているのです。野菜と同じように多くのビタミンやミネラルが含まれ、それに加えて魚などに含まれるDHAやEPAなどの栄養素が多いのも特徴です。つまり、ミドリムシを摂取するだけで、植物と動物の栄養素を同時に得ることができるのです。

ビタミンについては、ビタミンB群をはじめ、ビタミンC、ビタミンD、そして葉酸といった人間にとって栄養のあるものが、14種類すべて含まれています。ビタミンは水に溶け体の外に排出されやすいので、毎日摂取しなければいけません。ミドリムシなら、それをたったひとつの食品で摂取することができるのです。

また、人間の体を作るために欠かせない材料がタンパク質です。タンパク質を作るには、全部で約20種類のアミノ酸が必要です。中でも人間の体内で作り出すことができないアミノ酸のことを、必須アミノ酸と言います。ミドリムシには、この必須アミノ酸9種類と、それ以外の非必須アミノ酸も合わせて18種類のアミノ酸が含まれています。タンパク質は、もっとも少ないアミノ酸の量を基準にして作られます。いくら多く摂取したとしても、偏っていては意味がないわけです。その点から考えても、ミドリムシはとても効率の良い食品といえるのです。

ミドリムシには、DHAやEPAのような不飽和脂肪酸も含まれています。脂肪酸は脂肪を作るために必要な栄養素ですが、飽和脂肪酸が多すぎると、コレステロール値や中性脂肪値を高くしてしまいます。そのバランスをうまくコントロールしてくれるのが、不飽和脂肪酸です。他にも、海藻などに多くふくまれる、リンや亜鉛、カルシウム、ナトリウム、鉄、といった人間にとって絶対に必要なミネラルも多くふくまれています。現代人は食生活が偏りやすく、なかなか普段の食事だけではこれらの栄養素を摂取することができません。そんな私たちにとって、まさに理想的な食品といえるのがミドリムシなのです。